企業様へ「悩める10代のトリセツ」”ビーンズメソッド”についての講演会を行いました!
もくじ
企業様へ「悩める10代のトリセツ」”ビーンズメソッド”についての講演会を行いました!
ビーンズ教室長の山本です!
先日、企業様へ”ビーンズメソッド”についての講演会を行いましたので、その報告をしたいと思います!
山本浩貴(Yamamoto Hiroki)
学習支援塾ビーンズ教室長/人事統括。生徒からの愛称は「やまひろせんせい」。中央大学法学部国際企業関係法学科卒。
担当科目は英語・国語・日本史。面接指導(高校受験・大学受験)作文/小論文指導
金融教育(ファイナンシャルプランナー2級を持っています! 自分も現役で資産形成中です)
好きなものは、寿司、長期投資、星とマレーシア。これ以上私の話をすると5億光年先の星に到着してしまいますので、詳しくはこちらの記事で!
■インタビュー(外部サイトへ移動します)
不登校・勉強嫌いな生徒のための学習塾に聞いた!興味のあることしかやらない子どもが学びに向き合う方法
ビーンズメソッドについて知りたい方は…
講談社FRaUさんで、ビーンズメソッドの内容が詳しく掲載されています。
『10代の心をフリーズさせるもの…不登校専門塾が教える「大人がやってはいけない」こと』
『生きる重荷を軽くしたい…不登校専門塾が提案する“子どもを幸せにするための法則”』
ビーンズメソッドの内容が端的にまとめられており、おすすめです!
j.union株式会社様
j.union株式会社様の社員の皆様に講演を行いました!
【j.union株式会社とは】
労働組合の活動をサポートする幅広いサービスを展開されている企業です。
組合の事情に精通しているj.unionならではの視点を活かしながら「リサーチ」「広報ツール企画制作」「人材育成企画」「システムソリューション」を主軸にトータルサポートを行っていらっしゃいます。
具体的には、以下のような事業を展開されています。
組織コンサルティング/経営コンサルティング/研修・セミナープログラムの企画運営/メンタルヘルス対策、人材育成支援……
j.union様のwebサイトはコチラ
講演会の内容
「進路に向き合わないといけないと分かっていても、なかなか動けない……」
そんな思春期の悩める10代の心理的ストッパーや、それを無理なく解除するために、ご家庭で出来るお子さまへの声掛けやサポートをテーマにお話ししました。
膨大なビーンズメソッドを短く・かつ伝えやすくアレンジするのは大変でした……。
自分で言うのもなんですが、気合をいれてスライドをつくり、何度も事前練習をした成果はでたかなと思います……笑 ※時間ぴったりに終われてよかった!
質疑応答
質疑応答の時間では、参加者の皆さんから本質的な質問を多くいただき、「興味深く聞いてくださったんだなあ」と感激しました。
その一部を紹介いたします。※個人情報保護のため、一部改変しております
Q.学校は集団生活を学ぶ場だと思います。中学校を不登校で、高校からいきなり集団生活に入っていくと、つまづくことはありませんか? つまづくとしたら家庭ではどんなサポートができますか?
A.集団生活でつまづくことは誰でも起こるので、新しい生活環境に入ったらつまづく前提で、我々講師も保護者さまも考えていると良いと思います。
ビーンズでは高校受験が終わっても、少なくとも半年は学校生活の様子を注意深く聞くようにしています。(うまくいくと二学期には新生活に慣れ、ビーンズから「ゆるやか旅立ち」します)
保護者さまにお願いしたいことは、「子どもがなんでつまづいているのか」原因を探す……のではなく、ご家庭を「絶対安心の場」にしてもらうことです。
Q.不登校の子どもが、学校が終わって他の生徒が下校する時間帯は外に出たがらない……
そういうことはふつうですか?
A.ふつうです。
注意してほしいことは、子どもが周りの目を気にして外に出ることが難しくなったときに、保護者が何かのきっかけでガミガミ言ってしまうと、子どもが自室に引きこもってしまい、より状況が悪化してしまうということです。
特に不登校初期のころの子どもが「家から出たくない」と言うときは、習い事や何かの予約など予定がどんなに詰まっていたとしても、一旦子どもの言い分を受け入れてほしいのです。
Q.(野村に対しての質問)後になって、学校に行っておけば良かったと後悔したことはありますか?
A.野村の答え 基本的には「ない」です。
厳密にお答えすると、高卒認定を取った際、高校は辞めず籍だけ置いといたほうが、もう少し精神的にラクだったかもと思ったことはあります。ただ、それは手続き論なので……。
不登校になった当時は僕よりも親が悩んでいました。それは今になっても申し訳ないと思っていますし、直接伝えています。「あの頃は心配かけてごめん」と。
参加者の皆様からの声
ドキドキの参加者アンケートの結果……
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全ての参加者の方から、「非常によかった」「よかった」という回答を得ることができました!
(半数以上の方が「非常によかった」と仰ってくれて、うれしかったです!)
講演会アンケート
アンケートに記載されていた声を一部紹介します!
※個人情報保護のため、一部改変しております
(比較的10代と近い世代なので)ビーンズさんの親御さんの気持ちに寄り添いつつ、あくまでお子さんの側に立つスタンスに共感しました
4階構造の話や「他人の遠い将来の話を楽しくする」は、子どもとの接し方の参考にします
※4階構造とはビーンズメソッドのコアとなる考え方の一つです。詳しい説明はコチラ。
子どもが「挑戦」するまでに必要な4階構造が、何となく(自分の中で)イメージはあったが言葉で説明いただいた事で腑に落ちました
「他人事」「遠い将来」で会話しようのところが印象に残りました
※「他人事」「遠い将来」についての詳しい説明はコチラやコチラのブログをご覧ください
お礼
今回、ご担当者さまのご協力・参加者の皆さんの前向きな姿勢のおかげで、大成功を収めることができました!
本当にありがとうございました!
実は、今回の講演会はビーンズの歴史を大きく動かすイベントだったんです……
そもそも、講演会のきっかけとなったのは、NPO法人二枚目の名刺の方々との協働プロジェクトです。
「ビーンズメソッドについての講演会をしたいよね」という話はビーンズのなかで、何年もしていました。そのたびに、「でも、講演会につなげてくれるきっかけとか人脈がないから、当分無理そうだね……」となっていたんです……
しかし、二枚目の名刺の方々がその壁をいとも簡単に飛び越えさせてくれました!
しかも……! 講演会のチャンスをいただけるだけでなく、チラシづくりやj.union様とのお打ち合わせの設定など、何から何までご協力いただき、本当に助かりました…… あらためて、ありがとうございました!
悩める10代のサポート方法、ぜひお話しさせてください!
ビーンズは「悩める10代100万人」をサポートできるよう、これからさらにチャレンジを続けていきます。
なぜ、チャレンジを続けていく必要があるのか。
まず、既存の画一的な教育スタイルはもちろん、アクティブラーニングも、カウンセリングや療育にもフィットしない。これがビーンズが想定する「悩める10代」像であるから。
例えば、近年注目を浴びる「アクティブラーニング」や「アントレプレナーシップ教育」。
こういった「生徒に将来の目標と主体性」を求める教育には、
「(いきなり)将来の事を考えるのってツラい…… 」
「(いきなり)主体性を求められすぎてキツい…… 」
と感じてしまうのが、ビーンズの考える「悩める10代」像です
※もちろん、元気になった中学生・高校生にはフィットする場合もあります……!
また、カウンセリングや療育といったサポートも、「自分が落ちこぼれ扱いされている感じがする……」と利用を敬遠してしまうケースも多いです。
※もちろん、カウンセリングや療育の手法が必要になるタイミングもあります!
そして、その「悩める10代」が増え続けていると考えているからです。
取材や講演のご依頼、お待ちしてます
ビーンズは今後も講演会や取材のご依頼を積極的に承っていきたいと思います!
創業から積み上げてきた「ビーンズメソッド」は、いわば「悩める10代のトリセツ」です。
不登校に限らず、進路の悩みや、勉強嫌い、親子間トラブルなど思春期の子ども・”悩める10代”と関わる具体的な心がまえとコツをお伝えできます。
皆さまのお力を借りて、「ビーンズメソッド」を、悩める10代への対応に悩む、全国の保護者・教育関係の方々に広めたいです。
講演・取材のご依頼は、コチラのフォームからお気軽にお問い合わせください。
取材の実績など