長澤 啓 先生

長澤 啓 先生

ながさわ けい

役職塾長
学歴・経歴出身地:福岡県
出身大学・学部:東京大学 経済学部
得意科目現代文、小論文、社会(世界史、日本史、政治経済)英語、面接対策

ビーンズに参加したキッカケ

私は福岡の田舎で生まれ育ちました。

小学生の頃はとにかく外遊びが好きな子どもでした。一方で、家では高校教師の母と医者の父の言いつけを守るおとなしい子でした。

しかし、地元の荒れた公立中学に入学してからは、周りの友人の影響もあって親や教師に対する反抗期が始まりました(笑) そのような中、高校入試に備えて地元で有名な大手進学塾にも通い出しました。しかし、進学塾特有の堅苦しい雰囲気のなかで勉強することが嫌でいつも授業をサボっていましたね(笑)

しかし、本当に運よく県内トップの公立高校に入学することができました。

ただ、勉強嫌いな性格は一切変わっていませんでした。

課題の提出や小テストの勉強も全くせずに、先生からの呼び出しを頻繁にくらっていましたね(笑)

このような学習態度なので、一学年400人中100位以内が早慶レベルの大学に合格すると言われていた高校で、3年間ずっと350位近辺をウロウロしていました。

また、名門公立高校特有の少し抑圧的なノリも好きになれず、校内の伝統行事への参加をボイコットして先輩から目をつけられたこともありましたね(笑)

学校自体はあまり好きになれなかったのですが、友人とバンドを組んだり、マイナーな運動部に入ってインターハイに出場したりと基本的には毎日楽しく過ごしていました。

しかし、成績が悪いにも関わらず家ではいつもダラダラとスマホをいじるだけの生活をしていたので、親との衝突は絶えませんでした。

皿を割ったり、壁を殴ったりと荒れることも多かったですね……

そんな生活をしているとあっという間に3年生の秋になってしまいました。もちろん、周りの同級生たちが受験するような大学には成績的に全く手が届きません。

なので、半ばやけくそで東大を受験することにしたんです。

当たり前ですが、1回目の受験は落ちました。

浪人するにあたり、まずは関係が悪化していた親との距離をとらなければと思いました。そこで、一人暮らしをしながら浪人生活をさせてもらえないかと親に頼んだんです。

親との交渉の結果、家を出て海と山と田んぼに囲まれたアパートで浪人生活を送ることが決まりました。

一人暮らしを始めてからは、スマホも解約して、1日10時間以上勉強していましたね。
当然、メキメキと成績も上がり、自信もつき、再び受験。

しかし、4点差で再び落ちてしまいました。

この時ばかりは「まさか」と思いましたね。

仕方なく2浪目に突入したのですが、勉強へのやる気は再び失っていました。なので、予備校の授業をサボってひたすら本を読んでいました。

この時は洋書・哲学書を読みふけっていました。
当時は勉強をさぼる罪悪感も感じていましたね。

しかし、この本との出会いも、英語・国語・世界史・日本史の成績アップにつながっていたかもしれません。

運命の二浪目。今度は運よく合格を勝ち取りました。

大学入学後はあえてサークル活動・アルバイトなどは全くしませんでした。代わりに、友達とスペインの片田舎に行って、一日中に食っては寝ての生活をしたり、1週間以上外に出ずにスマホをいじったりと、自由きままに生活していました。

しかし、大学1年生の終わりにはそのような生活にも飽き始めてしまいました。

そんなときに出会ったのがビーンズです。

ビーンズで講師として活動する中で、生徒と本気で向き合う楽しさに取りつかれました。

生徒対応だけでなく、塚﨑と事業計画書の作成をしたり、塚﨑の周りの社会企業家の経営者さんと接したりする経験も積みました。その中でチームで仕事をすることの楽しさに気づいたのです。

気づけば、誰よりも深くビーンズに関わるようになっていきました。結局、とある大手企業から頂いていた内定も辞退し、ビーンズにフルコミットすることを決意して、今に至ります。

今の主な業務は、

・保護者さま対応
・受験生対応(特に受験直前期)
・講師の採用育成プランの作成と実行
・経営(広報・経理から中長期の経営戦略の策定まで……)

です。

学生講師時代は時に週20コマ以上の授業を持つほど、現場一本でやっていました。
最近は塾長としてのビーンズ全体の運営業務が増えてきましたね。

現場業務に割ける時間に限りがある中でも、保護者さまとのお打ち合わせ・コミュニケーションには注力しています。生徒の状況改善には保護者さまのご協力が不可欠だからです。今でも月100件以上の保護者さまとのやりとりをしながら、保護者さまサポート体制の改善に努めています。

さらに、直前期の受験生対応にもできるだけ時間を割いています。ビーンズはいつもは「優しくて楽しい塾」です。しかし、状況が改善し、自分の夢へ向かって進んでいく覚悟をもった生徒には“本気の受験対策”をする「勝負強い塾」になります。

私はそんな「勝負強い塾」を象徴する講師として活動しています。

19・20年度は担当した全ての高校受験生・大学受験生を志望校に合格させることができました。
志望校に合格してくれたという事実はもちろんのこと、受験を通して一回りも二回りも大きくなる生徒の姿を見るのが一番嬉しいですね。

学生時代から引き続き、スタッフの採用育成も任せてもらっています。ビーンズは現場の講師が全てなので、採用と育成には手が抜けません。

私が入社した頃の創業期は採用育成の仕組みが完全に塚﨑の個人芸でした。
そこで、塚﨑はもちろんプロボノとしてビーンズに関わってくれている皆さんと協力してゼロから採用育成の仕組みを一新させました。今現場で子どもたちをサポートしているのは、その採用育成の仕組みで育った講師のみなさんです。

あとは、副代表としてビーンズという会社の経営を頑張っています。
一日中、会議に出席したり、デスクにかじりついて資料作成したりする日もあります(笑)

生徒と触れ合う時間が減り、寂しくないかと言えばウソです。
でも目の前の仕事が生徒の皆さんの成長につながっていると思うと、やる気がでますね!

ビーンズでやっていきたいこと

子どもたちにとっても、スタッフにとっても「楽しくて優しくて、成長ができるビーンズ」を作り続けていきたいです。

(この記事を読まれている採用候補者の方へ……)

ビーンズはプロフェッショナル集団です。
選考の倍率は10倍を超えます。

採用後、授業を担当するまでに2ヵ月程度に及ぶ研修を受けます。
さらにロープレテストに合格して始めて授業を担当することができます。
※この期間はメンターと呼ばれるエース講師がマンツーマンで研修内容の理解とロープレテストへの挑戦をサポートしてくれます。

授業を担当することができるようになった後も、保護者さま対応研修・受験対策研修・進路指導研修などの多くの研修を受講し、テストに合格する必要があります。

ビーンズは「明るく楽しいソーシャルベンチャー」になることを目標としています。

明るく…… 基本的に陽気(楽天的)な人が多いです
楽しい…… 仕事も楽しく! がモットーです
ソーシャル…… 子どもたちを取り巻く課題に真剣に向き合います  
ベンチャー…… 今日よりも明日、明日よりも明後日。子どもたちへできることを増やしていくために自分が成長することを望む人が集まります

特に最後の「ベンチャー」。

自分たちが「ベンチャー」であることを自覚し、日々、変化・成長していくことを大切にしています。

そのため、ビーンズでは実力とやる気があれば、立場・経験に関係なくプロジェクトを任せてもらえるフェアな環境が整っています。

さらに、スタッフの横のつながりも強く、講師同士が勉強会や食事会を頻繁に開いています。

このような環境で、子どもたちをサポートしていきたい人は是非ご応募ください! 
待ってます!

今現在、がんばっていること

どんなに勉強が嫌いでも、知的好奇心のない子どもはいないと思っています。ですから、ビーンズの指導では、子どもの好奇心を刺激して勉強に対する内発性を醸成することを目指して、頑張っています。

しかし、子どもの興味の範囲・対象は十人十色です。これに対応するには、まず講師である自分があらゆる知的分野に対応できるようになることが大切です。ですから、私自身が子どもたち以上に勉強に励み分厚い教養をつけることにも励んでいます。

子どもたちへのメッセージ

(立場上、保護者さまとお話しすることが多いので、ここは保護者さまへ向けてメッセージを……)

思春期のお子さまと向き合っていると、どうしてもツラく・キツくなってしまいますよね。

どんなに強い心を持った保護者さまでも、ご心配や焦りが際限なくこみあげてしまうものです。

仮に、お子さまへの対応方法を教える本を読んでも、同じお悩みを抱える親の集まりに参加したとしても、ご心配や焦りはなかなか消えませんよね。

ビーンズで働き始めて以来、そんな保護者さまたちと毎日のようにお話ししてきました。

これは、お子さまを深く愛し、本気で向き合ってこられた保護者さまが必ず通られる道です。

保護者さまだけで思春期のお子さまと向き合う必要はありません。

また、お子さまに対するご心配や焦りをお一人で抱え込む必要もありません。

まずは、今までの保護者さまご自身の頑張りを認めていただきたいのです。

そして、これからは我々ビーンズと一緒にお子さまと向き合っていきませんか?

ビーンズと一緒にお子さまと向き合うことで、お子さまに対するご心配や焦りが少しずつ減少していきます。

そして、お子さまを余裕を持って見守れるようになっていきます。

保護者さまがお子さまを余裕を持って見守れるようになれば、お子さまはご家庭で安心します。

ご家庭で安心したお子さまはビーンズの居場所・学びの場でどんどん挑戦し、伸びていきます。

お子さまの挑戦、状況改善のために、保護者さまご自身が抱えていらっしゃるご心配を私どもへ共有してください。

まずは、無料相談でお悩みをお聞かせくださいね。

長澤 啓 先生

加々見 先生

教務主任

上智大学 総合人間科学部 社会学科 卒業 (在学中、個別指導塾講師として活動)
学習教材出版社 営業勤務
個別指導塾 教室長勤務

小霜 先生

講師

明治大学 文学部 臨床心理学専攻
TOEIC 710点