エンカレ授業の紹介 「"失敗の根っこ"を見つけていくワーク!」
先日、生徒たちの問題解決の視点をトレーニングするため、「"失敗の根っこ"を見つけていくワーク」を実施するエンカレ授業を開催しました。
特別講師には、合同会社政策支援で代表を務められている細川甚孝先生をお招きしました。
(撮影時、長澤先生に見つかってピースされてしまいました! 笑)
もくじ
"失敗の根っこ"を見つけていくワーク
参加メンバー
ビーンズには幅広い年代の生徒が通塾しており、今回のエンカレでも、様々な年代の生徒が集まってくれました!
この春から中学生になる生徒もいれば、大学に進学した生徒まで。年代の異なる生徒同士で関わることができるのも、エンカレの醍醐味のひとつです。
授業の様子
まずは初めましての人もいるので、みんなで自己紹介。それから2人でペアになって、「最近どんな失敗をしたか」について話し合っていきます。
ペアの話し合いが終わった後は、みんなの前でカンタンに発表をしていきます。
「お菓子作りに失敗した!」
「メガネを壊しちゃった」
「テストの点がよくなくて、お母さんに申し訳なかった」
などなど。みんなのいろいろな失敗エピソードが出てきました。
発表が終わった後は、みんなで一緒に「失敗の根っこ」を探していきます。
「失敗の原因は?」
「どう対処した?」
「なぜそうしたの?」
細川先生の質問に対し、生徒たちはひとつひとつ答えを紙に書いていきます。(ビーンズ講師たちもサポートしつつ、少しずつ掘り下げていきました!)
「そういえば●●していたから失敗したんだった!」とすぐに思いつく生徒もいれば、「うーん、なんで失敗したんだろうな」と考え込んでしまう生徒もいて、子どもたち一人一人の個性豊かな様子が見られました。
また、先生たちからのフィードバックが終わった後は、最初に組んだペアの相手からもフィードバックしてもらう時間を取りました。
自分と目線の近い生徒で、「どう対処したらよかったのか」などのアドバイスを書いてもらうことで、さらに「失敗の根っこ」へたどり着いていきました。また、相手の失敗についてもたくさんの意見を出して、ペアの生徒双方に気付きが生まれました。
授業の最後では、生徒たちがそれぞれの考えを書いた紙を組み合わせて、"失敗の根っこ"について、堂々と発表してくれました。
マシュマロタワーチャレンジ!
"失敗の根っこ"を見つけるワークの後は「皆と協力して"失敗の根っこ"を見つける」「失敗を恐れずに、トライ&エラーを回す」大切さを体感してもらうビーンズエンカレの定番「マシュマロタワーチャレンジ」に取り組んでもらいました。
※「マシュマロタワーチャレンジ」は、世界的な企業の研修でも行われているワークです。詳しくは以下記事をごらんください。(記事後半にマシュマロタワーの記載があります。)
今回も、いろんなドラマが発生したマシュマロチャレンジでした。
ビーンズ史上最高記録を出したチームもあり、大盛り上がりでした。
まとめ
そしてチャレンジの後は、初の試みとして自分たちのチャレンジを振り返る時間を持ちました。
成功したチームは、なぜ成功したのか。
失敗したチームは、なぜ失敗したのか。
それぞれ、振り返って成功/失敗要因を言語化していきます。
さらに、細川先生から子どもたちに向けてメッセージがありました。
「一歩引いてみること。どうするかを考えること。
そして、
やってみること。失敗をしてからどうしたらいいかをもう一回考えること。」
細川先生の言葉が、実際にチャレンジを経験した子どもたちの心に響いていたと思います。
最後に、優勝チームには細川先生から本のプレゼントがありました!
「進路を決める」、「将来を考える」、そして「受験」...
子どもたちは生活の中で、たくさんの課題に直面していきます。
子どもたちが何かに挑戦するとき、今回の学びを活かしていってほしいと思います。
